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2007年06月29日

●水について・・・・・・


今年の梅雨は空梅雨傾向で、長期予報では梅雨明けが遅れる気配、その上真夏の水不足が懸念されています。梅雨はうっとうしい感じであまり歓迎されませんが、大切な水資源のもとでこの時期があるからこそ日本各地に名水があるのです。今回は梅雨も大事ということで、水について触れてみたいと思います。

人間の体の60%は水、人間や生物にとってとても大事なものです。雨や雪が岩石や地下の岩盤などに含まれるミネラル層のフィルターを浸透していく間に、地層の鉱物を溶かし込みミネラル水になります。中でもカルシウムやマグネシウムの含有量が少ないのが軟水、多いのが硬水とに分けられます。

日本は地層の関係で比較的短い時間で湧き水になる為、ミネラルの影響が少なく軟水が多いと言われています。ヨーロッパは地層に石灰岩が多いことや滞留時間が長いので、ミネラルが多く溶け込み、硬水と言われています。

硬水は飲み水や料理にはあまり向かないと言われていて、ヨーロッパでは生水を飲まないのは下痢を起こしやすいからとか・・・・。ワインはブドウの糖分と水分だけで作られ、料理にもワインや牛乳が使われているのはそういった文化があるようです。ヨーロッパの中でも日本と同じ島国であるイギリスは軟水なのでウイスキー作りが盛んになったようです。発酵させない緑茶は軟水でまろやかに、硬水では渋みが出ます。発酵茶である紅茶は軟水では香りが薄く、硬水では香りが強く出るようです。

次回はお水と飲みものについてもう少し触れてみます・・・。

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コメント

ブログいつも楽しく拝見しています。
最近、ブログの更新がなくてさみしいですよ。(@_@)

お水が美味しいと同じ紅茶をいれても美味しくなりますものね♪

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