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2007年05月16日

●アフタヌーンについて・・・・

アフタヌーンティータイムといえば、イギリスで約150年、ベドフォード公爵夫人がお客様を招き、午後のひとときを紅茶やお菓子、サンドウィッチでもてなしたのが始まりと言われています。古くヨーロッパでは朝食と昼食が一緒、いわゆるブレイクファストで夕食は結構長い時間のディナーをゆっくり過ごすような習慣があります・・・

しかし、事情は産業革命あたりから変わりました。人々の暮らしが忙しくなり、早い時間の朝食と軽いお昼。夕食が遅く夜の9時10時で、中間に空腹を埋めるためアフタヌーンの習慣が広く大衆に広がったと言われています。

アフターヌーンタイムは何時?という決まりはありません。朝食・昼食タイムとディナータイムの間の時間をアフタヌーンタイムと表現するようです。よく日本では間食の時間を「3時のお茶とお菓子」と表現しますがイギリスでいうアフタヌーンタイムにあたるのでしょうね。

そういえば、以前イタリアに行った時に、ヨーロッパ人の夕食の始まりが遅いという体験をしました。冬でしたがイタリアの家に招かれ、暖炉の前で夕方?3時間以上ワインとオードブルの小さなピッツアで談話。「レストランでの夕食があると聞いたけど何時かしら???」と日本人の私達が痺れを切らし始めた20:00を過ぎた頃、「じゃレストランの時間だから・・・」と言われ、皆で車に乗り込み移動。「これから食べるの?何時まで?」と不安に。もちろん時間を忘れるくらい楽しい時間を過ごしたのですが、ホテルに戻ったのは深夜でした・・・。

イタリアではレストランの混雑は、21:00?深夜が多いようです。夜が長いので、イタリアではお昼休み(シエスタ)を取りますし、イギリスではアフタヌーンといったようにヨーロッパでは午後に休憩時間を取るようです。屋外のカフェが多く、ゆったりと過ごしている光景を見られるのもヨーロッパの特徴のように思います。

アフタヌーンティーは「3段トレーに??」というイメージはあると思いますが、ちょっと午後の時間に気軽に「ベノアのスコーンと紅茶」でブレイクタイムはいかがですか?

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