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2007年07月17日

●水と飲み物について・・・・

前回、「水について‥‥」の中で「人間の体の60%は水」と触れましたが、これは成人平均の数値です。年齢によって変動があり、平均で新生児で80%、老人で50%位です。成人平均で1日に1.5リットル、又は2リットルの水を摂った方が良いと言われますが、総量ですので、水・コーヒー・紅茶などの飲料品はもちろん、野菜・果物・料理などの食事の水分も含まれます。ジュースなどは糖分を摂りすぎてしまうのであまりお勧め出来ませんが・・。

おいしい紅茶の入れ方情報では「新鮮で沸かしたてのお湯を使う」とよく言われていますが、「新鮮」は空気をより多く含むという理由で、「沸かしたて」は沸騰するとカルキや塩素のような不純物が蒸発する為です。空気の力で茶葉にストレスをかけずに成分を出し、カルキや塩素が除かれることで余計な雑味の無い味と香りが楽しめます。これは紅茶に限らず茶葉・コーヒーは同じですが、出来れば浄水がお勧めです。

水本来の成分によっていろいろな変化を試してみるのも面白いですよね。コーヒーはマグネシウムの多い水で飲むとまろやかになるそうです。軟水の日本ではほんの数滴「にがり」や天然の塩を数粒入れると硬度が得られるのでコーヒーの味に変化が出るそうです。1度試してみてはいかがですか?入れすぎるとしょっぱいコーヒーになるのでご注意を!!

また、水にはカリウム成分があり、水分が減るとカリウムが減り、老化がより進むそうです。カリウムを含んだ水を飲んでいる人は年齢より老化が遅いそうです。浄水、ミネラルウォーターなどの軟水・硬水を上手に使い分けると老化防止や健康維持、料理の調味料にもなります。次回は水も調味料に?ということで郷土料理と水の関係についてちょっと触れてみたいと思います。

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